(社)熊本県臨床工学技士会 第11回医療機器安全対策セミナーにて講演しました。(2016年1月17日記載)

 

117日(日)熊本総合リハビリテーションセンター1号館3階講堂にて、(社)熊本県臨床工学技士会 11回医療機器安全対策セミナーが開催されました。

セミナープログラムにおいては、弊社営業部マーケティング室 栗原靖弘より、「日本の医療現場で選択可能な滅菌方法とLTSF*滅菌」にて講師派遣でご協力させていただきました。

セミナーにて使用しましたスライドを数枚掲載させていただきます。

 

 

 

昨年度の医療機器学会、手術医学会における大久保先生南先生のご発表にもございました通り、『最新型のLTSF滅菌器は2%の希釈液を使用している』ことにつきましては、ワイリー:ブラックウェルのRussell, Hugo and Ayliffe's Principles and Practice of Disinfection, Preservation and Sterilization, 5th Edition」の450ページに上記の通り記述がございます。

 

 エルティーセイフ第三世代のLTSF滅菌装置の必須条件である、2%希釈液によるダイレクト・インジェクション・システムを採用しています。

 

低温蒸気ホルムアルデヒド滅菌は日本では酸化エチレンガス滅菌、過酸化水素を使用した滅菌に比べてまだまだ知名度の低い滅菌法ですが、滅菌保証のガイドライン2015にて日常管理法の詳細が記載されています。このガイドラインを守って安全にご使用いただきたいという最後のスライドでまとめさせていただきました。

 

この度は低温蒸気ホルムアルデヒド滅菌の適正使用のために講演のお時間をいただきまして、熊本県臨床工学技士会事務局に感謝申し上げます。