LTSF滅菌原理の「キモ」である「凝縮」のメカニズム。(2017年4月10日追加記載)

 本記事は2016年6月に掲載されましたが、LTSF滅菌の原理なぜ?なに?どうして滅菌できるの?に関する問い合わせが増えていることにより再掲載いたします。(2017年4月10日追加記載)

 

滅菌保証のガイドライン2015が改定されて2年が経過しようとしています。最近学会・研究会にてLTSF滅菌の滅菌原理、どのように滅菌がされているのか?どのようなメカニズムスチームウォッシュを達成しているのか?についてお問い合わせを良くいただくようになりました。

 

このようなご質問内容に、最も的確に記述された書籍をここでご紹介させていただきたいと思います。

 

LTSF滅菌は英国、ドイツ、スイス、スペイン、北欧諸国などEU諸国で1960年代から普及を開始しております。そのため、情報は、北米地域よりも、EU諸国に豊富に存在します。その中で、ドイツ・スイス滅菌学会の教科書に則った翻訳本が、NPO法人日本感染管理支援協会から発行されました。この書籍「滅菌ハンドブック(第5版)」の11章にはホルムアルデヒド滅菌の章があり、ここに、LTSF滅菌原理の「キモ」である「凝縮」のメカニズム、「スチームウォッシュ」のメカニズムについて詳細な記述がございます。LTSF滅菌という滅菌方法の理解には無くてはならない必読の1冊です。

 

 

 

日本語で記載された書籍は大変少ないです。本書は、LTSF滅菌研究における大変貴重な1冊であることに間違いないです。

本書は書店での取り扱いがないため、申し込み方法について下記をご覧ください。

発行部数には限りがありますので、売り切れの際には何卒ご了承ください。 

 

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なお、新たに防菌防黴学会誌首都圏滅菌管理研究会誌にもLTSFの記載のある論文が掲載されました。