(社)熊本県臨床工学技士会 第11回医療機器安全対策セミナーにて講演しました。(2016年3月4日追加記載)

2016年117日(日)熊本総合リハビリテーションセンター1号館3階講堂にて、(社)熊本県臨床工学技士会 11回医療機器安全対策セミナーが開催されました。

 

セミナープログラムにおいては、「医療現場の滅菌 第4版」の執筆を担当しました弊社営業本部 学術/マーケティング室 栗原靖弘により、「日本の医療現場で選択可能な滅菌方法とLTSF*滅菌」の演題において講師派遣でご協力させていただきました。

セミナーにて使用しましたスライドを数枚掲載させていただきます。

 

 

 

 

昨年度の医療機器学会、手術医学会における大久保先生南先生のご発表にもございました通り、『最新型のLTSF滅菌器は2%の希釈液を使用している』ことにつきましては、ワイリー:ブラックウェルのRussell, Hugo and Ayliffe's Principles and Practice of Disinfection, Preservation and Sterilization, 5th Edition」の450ページに上記の通り記述がございます。

 

 エルティーセイフ®は、第三世代のLSTF滅菌装置の必須条件である2%希釈液によるダイレクト・インジェクション・システムを採用しています。

 

低温蒸気ホルムアルデヒド滅菌は日本では酸化エチレンガス滅菌、過酸化水素を使用した滅菌に比べてまだまだ知名度の低い滅菌法ですが、滅菌保証のガイドライン2015にて日常管理法の詳細が記載されています。このガイドラインを守って安全にご使用いただきたいという最後のスライドでまとめさせていただきました。

 

この度は低温蒸気ホルムアルデヒド滅菌の適正使用のために講演のお時間をいただきまして、熊本県臨床工学技士会事務局に感謝申し上げます。

 

弊社栗原による次回の講演は1月24日茨城県県民文化センター分館において開催第58回茨城県滅菌業務研究会でございます。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

 

ウドノ医機は今年で創業92年を迎えました。本年はUM型に続く熱源ハイブリッド型高圧蒸気滅菌器UH型をリリースいたします。これからのウドノ医機にご期待ください。